バイナリーオプションでサインツールは必要?
バイナリーオプションに取り組む中で、
勝率が安定しない。
資金を毎回溶かしてしまう。
そんな方々は、恐らく「バイナリーオプション 必勝法」などで検索し、あらゆる勝ち方を模索します。
そして、「勝率○○%」といった類のサインツールに目が留まり藁をもすがる思いで、、、購入します。
個人的な意見としては、ツールや手法を購入することは、全く悪いことではないと思っています。
ただし、購入する際、どのような点に着目するかが大切です。
私が耳にする、多くの方のツールを選ぶポイントは
・情報として出される勝率表示が高い
・金額
・販売者の知名度や外見、言動(信頼できそう、信じてみたい)
などです。
私のシグナルインジをご購入いただいた方にも、どうして購入してくださったのかを問うことが有りますが、
「この人なら信じて大丈夫だと思った。」
「NSさんのことが好きだから。」
といったお声が多いです。
そのように言っていただくことは、有難いし、自分でこんなこと書いてるのも照れくさいのですが、、、笑
その判断基準では、危険です!!
相場というのは、信じたところで思うようには動いてくれません。
サイン(シグナル)が出たから反転するわけでもありません。
では、ツールや手法購入時に重視すべき点はどこなのか?
以下に、簡単にまとめてご紹介致します。
①ベースロジックは何か。(独自性はあるか。)
販売者にとって、自身のロジックは宝ですから、全てを公開することはできません。
この世界は、驚くほどに、同業者に平然と宝(ロジック)を盗まれます。
ただし、ベースに何を使用しているか、というのは、使用者にお伝えする義務はあると思っています。
例えば私の場合では、RSI(オシレータ)の変動を使用したシグナルツールと、ローソク足のみを使用したシグナルツール、そして普遍的な意識を応用したシグナルツール(完売により販売終了)などを作成、販売しております。
このように、ベースに何を使っているかということを理解しておくことは、必ず使用者にとって、今後に活かすことができます。
オシレータのロジックでは、どういうところで強いのか、弱いのか。
そういったところを、知識、経験として積み重ねていくことは、今後もし仮にツールを使わなくなったとしても、財産として残すことが出来ます。
逆に、ベースがどのようなロジックか分からない場合どうなるか。
・相場について学んでも、そのロジックの強いところ、弱いところを明確化できない
・サインツールに依存したトレードをせざるを得ない
・負けが続いたとき、分析、改善が難しい
といったデメリットがあります。
またもう一つ重要なことは、「ロジックの独自性」です。
例えば、RSI期間14、閾値70/30のサインツールなんて、要らないですよね。
どんな特徴、長所、短所、コンセプトを持ったロジックなのか、よく考えてモノを選ぶ必要があります。
②自身の裁量判断を追加できる回数が担保されているか。
信頼性のあるサンプル数でのロジック構築では、最大バックテスト勝率は70%前後まで私は引き上げられますが、では仮に、バックテスト勝率70%と言われ、24時間での1通貨ペアあたりの平均取引回数が、0.1回などであったら、あなたはどのようなトレードを行いますか?
ただでさえ回数が少ないのだから、もう「判断」もなにもなく、サインが出たらとにかく自身の打てる最大bet金額を打ち込まなければなりません。
自身でのトレードスキル向上を諦めた方にとっては、その手法もアリかもしれません。
ですが、ツールを使うとしても、やはり根本的なトレードスキルを底上げしていくという作業は、今後の投資生活においても必須事項です。
そのため、ロジックの中にも「自身の裁量判断」を加える余裕のある回数が担保されていなければならない、というわけです。
私は、だからこそバックテスト勝率とともに、平均取引回数が重要であると考えています。
もし、回数が多いロジックが欲しいという方は、無料でお渡ししております、Moving_RSI_M5_STFをお手に取ってみてくださいませ。
5分足トレードを学んでこられた方にとっては、これだけでも大きな武器になりますし、勉強中の方にとっても、必ずお役に立つかと思います。
③バックテストが公開されているか。
バックテストに関しては、私自身、この1年で見方が変わりましたが’(勝率はあくまで項目の一つに過ぎない)、どのような期待値を追うトレードを行っていくか、ということを念頭に置くためには大切です。
とはいえ、そのバックテストも、情報発信者側が出しているものを鵜呑みにするのではなく、より現実的な視点から判断していきましょう。
④自身のbet金額に見合った投資(購入)か。
何かを購入することは、立派な「投資」です。
その購入資金は自身のbet金額(現在、未来)に見合うものかを考えなければなりません。
例えば、自身の取引額が1000円で、今後もその額を増やす見込みがないにも関わらず、10万円の投資商材(サインツール)を購入するのは、果たして理にかなっているでしょうか?
そこは、いくら購買欲を刺激する商品であっても、冷静に自身の資金と相談して考えなければなりません。
ただし、上記はあくまで「トレード」に関わる現実的な期待値計算です。
その商材を購入することによって、目先の取引、利益以外にも、獲得したいもの(スキル向上、情報取得など)があるのならば、思い切って一歩を踏み込んでみても良いかと思います。
以上、簡単ではありますが、バイナリーオプションでサインツールは必要か?ということに対しての私の回答記事でした。
ご質問等ございましたら、LINE@にてメンバー3人がお答え致します