バイナリー:順張り?逆張り?5分足反転率から
私たちは、度々「反転率」という言葉を用います。
バイナリーオプションにおいては、ロジックの「勝率」というところに目が行きがちですが、元をたどれば、ローソク足が反転するのか、そのまま進むのか、ということを予想してbetする、ということに過ぎないのです。
したがって、その時その時のローソク足の「反転率」を脳内に描いて、取引していくという作業が必要になります。
今回は、反転率の基礎の基礎、そのまた基礎、という部分、バックテスターがどんなデータを基に取引、ロジック構築しているかということを知っていただくためにも、面白いデータをご紹介致します。
★★5分足反転率★★
一見「使えない」と思うかもしれませんが、このデータには、5分足トレードを行う上において非常に大切なことが含まれています。というより、根本です。
「勝てそうな手法探し」という、終わりなき旅に出る前にまずは、データをご覧ください。
ここから、データを元に、簡単ではありますが、大切なポイントをまとめます。
Point1:通貨ペア毎の反転率
反転率上位3通貨ペア
★GBPAUD:51.86%
★AUDNZD:51.73%
★EURAUD:51.62%
反転率下位3通貨ペア
▼USDCAD:50.07%
▼AUDUSD:50.32%
▼NZDUSD:50.39%
通貨には、それぞれ癖や特徴があるのは既に勉強済みの方も多いかと思います。
また、トレードを繰り返す中で、好きな通貨ペア、嫌いな通貨ペアなども人それぞれ出てきますね。
それには、実は明確な「理由」がある、というのが、データからもお分かりいただけるのではないでしょうか。
通貨ペアによって、最大2%弱もの反転率の乖離がある、ということは、つまり、トレードする通貨ペアを選択している時点で、その数値分のハンデを背負っているということになるのです。
また、反転率が高い通貨ペア、低い通貨ペア、見比べていると、ある法則が見えてくるかもしれません。
そこは、ぜひご自身でご考察いただければと思います。
Point2:時間別反転率
反転率上位3時間(日本時間)
★21時台:51.51%
★0時台:51.35%
★5時台:51.33%
反転率下位3時間(日本時間)
▼16時台:50.64%
▼17時台:50.70%
▼10時台:50.84%
私はよく「この時間にしかトレードできないんですが、シグナル使って勝てますか?」といったご質問をいただきました。
正直、勝てる勝てないは、その人の努力次第な面が多分にあるのですが、少なくとも、時間によってこれだけの反転率の違いがある、という厳然たる事実は、ご理解いただきたいと思っています。
もちろん、ご自身の生活スタイルに合わせてトレードしていただくべきかとは思いますが、ただ、相場はあなたの時間に合わせては動いてくれない、ということです。
また、仮に逆張りで戦うのであれば、比較的反転しやすい時間帯を狙っていく方が、長期間で見れば、結果が伴いやすいかもしれませんね。
Point3:反転率51%が示す意味
今回のデータを見た時点で、見ている方のほとんどが、あることに気付いたかもしれません。
それは、、
順張りの時点で2%勝率下がるやん
ということです(笑)
順張り手法というのも、きちんと使えば成立しなくはないです。
私自身、データを基に順張り目線でトレードすることは、月に2回くらいあるのはあります。
ですが、今回のデータでいえば、5分足の前足に対して順張りで打つならば、その時点で残念ながらベースは49%からのスタートとなるのです。
したがって、バイナリーオプションにおいてシンプルに勝ち続けていきたいのならば、わざわざ49%のところから積み上げていくよりも、51%から始めていく方が、簡単、得策、というところに行き着くのです。
どうしても「わいは順張りで戦いたいんや!!」という方は、ぜひとも反転率の低い通貨ペア、時間帯を中心にトレードしていっていただければ良いかと思います。
(私は絶対お勧めしませんが。。。)
以上、今回は「5分足の反転率」にフォーカスした記事でした。
トレードで勝ちたい!!と強く思うのであれば、多くの知識を積んでいかなければなりません。
本来、この作業を0から地道にやらなければ、継続して利益を出し続けることは、非常に難しいです。
ただし、みんながみんな、こんなデータを全部取得していく、ということは正直困難です。
私も兼業時代は、睡眠を削ることで時間を捻出しておりましたが、それは健康上良くないし、本業のパフォーマンスは落ちるし、集中力が落ちトレードも雑になりがちです。
私たちは、そういった皆さまの「必要だけどできない」ところをサポートするのがお仕事です。
もし、私どもの取得した情報や道具を使ってみたい、という方は、ショップをチェックして、必要なモノは、ぜひお手に取ってみてくださいね☆
それでは!!
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